第１回『人が行動できない理由とは？』

＜ナビゲーター：タケちゃん＞
こんにちは。

今日は犬飼ターボさんのご自宅にお邪魔しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

＜犬飼ターボ＞
​ようこそ〜。

よろしくお願いします。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞

この番組は

【先のばししてしまう大人たちを、行動してしまう人に変身させる人間心理学】
ということなんですけれども

どんな内容なのでしょうか？

＜犬飼ターボ＞
はい。

これはですね、

例えば

ダイエットにしても
仕事で活躍するにしても
起業するにしても

その方法は
大体の内容は

本屋さんに行けば書いてあるんですよね。

ノウハウはいっぱいあるんですよ。

ところが

それを読んでも
読むだけで終わってしまう人がたくさんいる。

本を読んでノウハウを知っても

実際の行動がみんなできないんですよね。

私は昔から起業の方法を

教えてきたんですけど

起業の方法を教えても
なぜかみんな行動できない

という問題に直面しまして。

で、

何でみんなが

行動できないのかっていうのを

行動できない人たちに

質問してみたんですよね。

そうしたら

例えば
自信がない、とか
失敗するのがこわい、とか

そういう
みんなに共通した理由があったんです。

なので、

起業の方法を教える前に
それを解決した方がいいんじゃないか

ということで

その解決方法を

ずっと模索してきたんですよね。

そして

その答えを心理学に求めました。

元々
自分の場合は

マーケティングをやっていたんですけど

マーケティングって結局
人にモノを買ってもらう仕事で

言いかえると
「(お客さんを)行動させる仕事」なんです。

それが何をベースに

やっていたかというと

心理学だったんですよね。

心理学をベースにして

HPを作っていったりすると

みんな行動していくんです。

なので

それを今度は

「人を成長させる心理学」

として使ったのが

今教えている人間心理学になります。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞
なるほど。

行動から成長に持っていく

ということなんですね。

成長すると

やはり行動ができるように

なるものなんでしょうか？

＜犬飼ターボ＞

なりますね！

人間の心の構造っていうのは
基本的にみんな同じで

何でかって言うと
進化の過程で

脳が発達したからなんです。

例えば

車を発進させる時は

まず
キーを入れて、ひねって
サイドブレーキを下ろして
ギアをドライブに入れて

そして

アクセルを踏めば進みます。

それと同じように

手順を踏んでいけば
必ず人というのは

動くようにできているんです。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞
そうすると
起業でいきなり

ノウハウを試してみるというのは

そもそもその手順が

間違っているかもしれない

ということですか？

＜犬飼ターボ＞
そうですね。

もうすでに発進状態になっている人は
ノウハウをどんどん試していけるんです。

そういう人は

やり方を教えれば

どんどん行動して

色々挑戦していく中で

勝手に成功してしまうんですよね。

でもそれ以外の人たちは

まず
車が発進する状態

にまでしてあげないと

行動ができないんですよね。

特に

サラリーマンの場合は
行動する理由を

会社が作っているんですよね。

会社という場があって
上司が仕事内容を指示して

やったかどうかチェックもされる。

だから

基本「やれ」と言われた内容は

みんなできるんですけど

“起業する”となると

それ以上の

もっとより良くする、とか
自分で本を買って試してみる、とか

会社が作っている以上の

エネルギーを
自分で作らないといけないんですよね。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞
そうですね。

逆に
会社の場合は

“言われたこと以外やるな”

みたいな感じになっていることもあるので。

そうすると

「余計なことをしないように自分を律してきた」

“それ自体がエライこと”
みたいになっている

可能性もあるんですよね。

ですので

会社でうまくいく方法と
会社の外でうまくいく方法
っていうのは

やっぱりちょっと違いますね。

で、

会社の外でうまくいくためには

ちゃんと手順を踏んで

「会社でうまくいくよ」
というところまで
自分を持っていっておかないと

ノウハウを試してもうまくいかない

ということなんですね。

＜犬飼ターボ＞
そうなんですよ。

結局
“行動してしまう”ということは

「行動したくなってうずうずして
勝手に行動してしまう」

という状態なんです。

“行動しなければいけないから、行動する”

のではなくて

“行動したくなって、行動してしまう”

というところまで
持っていきたいんですよね。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞
そうですよね。

「モチベーションを上げる」と言っても

モチベーションを頼りにしていたら

なかなか物事は進まないですよね。

＜犬飼ターボ＞
そうなんです。

どうしても
モチベーションって言うと

その時の気持ちとか
テンションって考えてしまうんですよね。

ですが

今私が教えているのは

基本は『欲求を成長させる』という方法です。

例えば

“行動したくなって行動してしまう”
ってさっき言ったんですけど

「行動したい」というのも欲求なんですよ。

これは
「ご飯食べたい」と同じで

お腹が空いたら
人ってご飯が食べたくなるじゃないですか。

お腹が空いてる時は
つい食べちゃいますよね。

そんな感じで

どんな欲求も
ある手順を踏んでいくと

必ず高まって
やりたくなるんです。

そして

実は「行動したい」というのは
『新しいことを行動したい』

ということなんです。

それは

欲求で言うと一番上にあるもので

車の運転で言うと
最後のアクセルを踏むところなんです。

でも

アクセルを踏むには

それまでに

エンジンをかけるとか

パーキングブレーキを外すとか

ドライブに入れるとか

それを順番にやっていく必要があって。

それを
人の欲求に当てはめると

“行動してしまう”の前は

“自分を認める”なんです。

なので

“自分を認める”

というのができるようになると

“行動したくなる”んです。

で、

“自分を認める”という作業の
一つ手前の手順は何かと言うと

“人とつながる”

ということなんです。

これは
人と話すだけじゃなくて

“人とのつながりを感じる”

ということなんですよね。

要するに

人とつながりを感じると
自分を人との関係の中で認めたくなるんです。

次に

人とのつながりを感じる

一個手前の手順は何かと言うと

“安全・安心を感じる”
というところなんですね。

安全・安心を感じられると
人とつながりたくなる。

このように

欲求というのは
車を発進させる手順と全く同じで

一個ずつやっていくと良いんです。

そして

それを習慣にするのが大事なんですよね。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞

なるほど。

しかし

そうは言っても
なかなかこの手順を

伝えられている方というのは

少ないですよね。

あまり聞いたことがないです。

＜犬飼ターボ＞
そうですね、少ないですね。

あまり世の中には

知られていない方法だと思いますね。

＜ナビゲーター：タケちゃん＞

では

次回からは

人間心理学の中身がどうなっているのか

ぜひその辺の興味深いお話しを
お聞かせいただきたいと思います。

では
【先のばししてしまう人が行動してしまう心理学】

について

今日はほんのちょっとだけ
さわりをお聞きしました。

ではまた次回
お楽しみにしてください。

ありがとうございました。